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2015.07.20

よもやま話

増改築

IMG_2027屋根裏の写真です。改築工事の計画するのにあたって仕切りを取ったり柱を抜いたりする必要が必要となった為、屋根裏をのぞかせて頂きました。増改築をする際、基本的に仕切りや柱を増やすのは、比較的たやすいのですが仕切りを取ったり柱を取ったりするのは、注意が必要です。支えているものが無くなるという事は、構造が弱くなったり、倒壊するかも知れません。柱を抜く場合には、加重のかかり具合を見て補強できるかどうかの判断です、それから補強の方法を考えます。耐力壁と関係のある柱なら耐力壁の検討もしなければなりません。これから間取り作成です。

増改築における空間の設計においては、基本的に柱や耐力壁は、変えないようにしています。まず前に述べたように補強工事などでコストが余計にかかってきます。耐震補強などの目的で構造体を補強するのはOKですが、大空間にしたい、柱がじゃまな場合は、極力取らないようにお勧めしています。現在の住まいの間取りが気に入らなくて大幅に間取りを変更したいとの希望の場合、建物の建築年数や将来を考慮して建替えをお勧めしたり増改築の考えを改めてもらったりします。

修繕や部分リフォームは、いいと思いますが大きな工事になることが予想される場合には、建物のことを考えるより先に家族構成と将来をよく考えて、またお客様に野考えていただいて建物をどうしていくか相談していきます。リフォームは、価格わかりにくく私たちでも積算してみないと見当もつかないような場合もありますから、一般の方からすると工事費がどのくらいかかるのか相見積を取られる場合もあると思いますが、工事する方向性がはっきりしている場合はそれもいいと思いますが、心のない見積になってしまうことがありますから、価格だけでなく、相談に乗ってくれて自分達の事をどのくらい理解しているか、プロとしての提案があるかどうか、気が合うかどうかなども話をする必要があるかどうかを見極めることが失敗しないリフォームになると思います。

今現在のストレスある住まいをリフォームして新たな気持ちで心地よく生活することがリフォームの目的ですから良いパートナーが必要ですね。この事に限らず新築住宅もそうですし、大きく言えば建築だけでなく車を買うのも、保険に入るのも一緒ですよね。私もそのパートナーにご指名して頂ける様、精進していきます。

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