工事着工の節目で必須条件ですので、六曜の「大安」に合わせて地鎮祭を行いました。
4月27日、この日は、大安でした。お客さんは、仕事でしたが午前中でしたら少し遅れて出社しても大丈夫。と言ってくれましたのでこの日にさせてもらいました。
この日は、大安とる危これって私は、いつも高島易断さんの暦を見せてもらっています。大安は、良く聞くからご存知ですよね。とるは、神仏の祭祀、婚礼、造作、種まきなどが吉。
危は、壁塗、家宅修理、船普請、酒造りが吉。まずまずいい日ですね。私は、いつもこの三項目をみて日を決めます。
自分が何かするときは、あまり気にしません。思った時と時間がある時が吉日なのでそういえば今日の日は、どうだったかな?と思ったりするほどです。
よくお客様に、どこまで気にしたらいいでしょうかね?と聞かれますが、私は、少しでも気にかかったらキチッっと見てもっらったりお祓いをしてもらったりした方がいいですねと答えます。
こういういい加減な返答だと思われるかもしれませんが、ああしておけばよかった、こおしておけばよかったと後悔しないようにするべきだと思います。
最近は、上棟式もほとんど行いませんが、記念にやりたいとなれば喜んでお受け致します。住宅建築においては、地鎮祭、上棟式、引っ越し初め、完成祝いなどが節目としてありますが、当社では、地鎮祭と上棟式の代わりに施主様と工事施工者だけで安全祈願祭として行うのが一般的となっております。安全祈願祭は、お酒、米、水、塩を準備して、私が祝詞を読んで工事の安全を祈願するという内容でで30分程度の簡単な儀式です。
しかし地鎮祭だけは、やはり工事着工の節目で必須条件だと思います。御初穂(お金)と尾頭付きの魚(鯛など)と野菜と果物をお供えして神主さんに祝詞を読んで頂きます。鍬入れの儀をして玉串(さかき)をお供えして、直会(なおらい)といって御神酒を飲んで乾杯します。日本酒なので飲まないで舐める程度です。(飲酒運転になっちゃいますから)このような流れで終了となります。節目だという事もあって終わった時は、なんとなくすがすがしい気分になります。私だけ?
無事に地鎮祭も完了しました。数日後からいよいよ工事着工となります。御施主さんもご苦労様でした。